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社会人2年目で会った上司

尊敬する上司。それを言われて真っ先に思いつくのは、社会人二年目で出会った上司。
彼の言葉でいちばん覚えているのは、「ひとが10のことを言いたいとき、きちんと10まで聞くように心がけてる。普通のひとは、3くらいしか聞かないんだよ」という言葉。そのひとも、油断すると4ぐらいで遮ってしまうから、気をつけているのだと。

    確かに、そのひとはぐいぐい引っ張っていくタイプではなかったけど、ほんとうによくひとの話を聞いた。私たち部下は、語るうちに自分の答えを見つけていた気がする。
    そのひとは「上司としての仕事」を誰よりわかっているひとだったと思う。部下の仕事が終わらなくて残業つづきのとき、部下は手伝ってほしいんじゃない。そのひとは実務はわかりませんってひとだったけど、そんなときは他部署からサポート人員を引っ張ってきてくれた。関係部署とのやりとりがしやすいように、事前に先方の上司に話を通してくれた。そのかわり、おまえはおまえの立場でできる業務改善をしろ、と、その姿勢が徹底してた。
    おそらく、強いビジョンと行動力のあるひとだったと思う。

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